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AIニュース速報

iPhoneがMacのAIを手伝う「Backburner」

2026年10月はじめ、GitHubユーザーStayLameBroが、iPhoneをMacにつないでAIを手伝わせる無料ツール「Backburner」をGitHubで公開しました。速くなるのは、AIが長い文章を読む時間です。作者の測定で、長い文章を読む速さが29〜44%アップ。答えを書く速さは、ふつうの長さの会話では変わりません。必要なのは、メモリ24GB以上のApple SiliconのMacと、iPhone 15 Pro以降、10Gb/sのUSB-Cケーブル。まだプレリリースで、iPhoneのアプリはApp Storeにありません。

iPhoneがMacのAIを手伝う「Backburner」のカバー

30 sec

30秒でわかる、この速報

いつ
GitHubのページができたのは2026年10月2日(日本時間)。PC Watchが10月5日に紹介
だれが
GitHubユーザーStayLameBro。リポジトリに会社名の記載はない
なにを
MacでAIを動かすとき、仕事の一部と古い記憶をiPhoneに分ける道具
どこで使える
メモリ24GB以上のApple SiliconのMacと、iPhone 15 Pro以降。10Gb/sのUSB-Cケーブルでつなぐ
いくら
ツールもAIモデルも無料で配られている。MacとiPhoneとケーブルは自分で用意する
なにが変わる
作者の測定で、長い文章を読む速さが29〜44%アップ。覚えておける会話の量も増える

Points

おさえるところ

  • 「29〜44%」は、作者が自分のMacBook Pro(M4 Pro・24GB)とiPhone 17 Pro Maxで測った数字。どの機種でも同じとは書かれていない。会話が1万6千トークンたまっているとき、Macだけなら18.8秒、iPhoneをつなぐと13.1秒。速さでいうと44%アップ、待ち時間でいうと31%減
  • 動かすAIは、中国のアリババが公開している Qwen3.8-27B。AIの中には64の層があり、Macが1〜40番目、iPhoneが41〜64番目を受け持つ。iPhoneが手伝うのは、約512トークンより大きい読み込みだけ
  • 書く速さはほぼ同じ。作者の表では、27k〜33kの会話で、Macだけで毎秒25.0トークン、iPhoneありで25.1トークンだった
  • 24GBのMacでは、モデル本体の横に置けるのは、細かいメモで約64kトークンまで。Backburnerは、いちばん古い部分をiPhoneに移す。作者が通しで試したのは、細かいメモのままで128kトークンまで
  • 説明書の文には「Apple SiliconのMac」とだけ書かれているが、導入用のプログラムは、メモリが24GBに足りないMacでは止まる。8GBのMacで動かす別の方法は毎秒約4トークンで、ふだんの設定にはなっていない
  • iPhoneの箱に入っているケーブルは、もっと遅い規格だと書かれている。最初の準備で、約24GBのデータをダウンロードする。iPhoneのアプリは、無料のApple Accountで入れた場合、7日ごとに更新が必要
  • 0.0.3より前のアプリは、iPhoneがつながっているすべてのネットワークから接続を受けつけていた。作者は0.0.3で、ケーブルの先のMacにだけ答えるように直している。iPhoneが15秒答えないと、Macのサーバーは止まる、と説明書にある
  • 筆者は実機で試していない。GitHubの説明書、手順書、プログラム、利用者の報告を読んで書いている。BackburnerはMITライセンスで公開されていて、料金の記載はない

Unknown

まだわかっていないこと

  • 筆者の実機での速さ、熱、電池の減り
  • 日本語の文章での測定(説明書にない)
  • M1からM3のMacや、iPhone 15 Proでどれだけ効くか
  • iPadや、iPhoneを2台つないだ実機での動き
  • App Store版が出る時期
  • 電池や本体への長期の影響と、開発が長く続くかどうか