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Codexの作業机が広くなった

2026年10月12日付の発表で、OpenAIのGPT-6.1 Solは、CodexとWorkで標準のコンテキスト長が27.2万から50万トークンに増えました。AIが作業中に参照できる情報の枠が約1.84倍になる更新です。対象はCodexとWorkで使う場合で、ChatGPTのすべての会話やモデルが50万になったという発表ではありません。AIの賢さや速さが約1.84倍になる意味でもありません。

30秒のまとめ動画。くわしい内容と図解は、下の「Xで記事を読む」から。

30 sec

30秒でわかる、この速報

いつ
2026年10月12日付のX発表。この記事の確認日は10月13日(日本時間)
だれが
OpenAIのCodex・ChatGPTに関わるTiboさん(@thsottiaux)
なにを
GPT-6.1 Solの標準コンテキスト長を、27.2万から50万トークンへ拡大
どこで使える
CodexとChatGPT Workで、このモデルを使う場合
いくら
発表者は、サブスクリプションの利用枠では長文脈の割増料金を課さないと追記。通常の料金と利用上限は別
なにが変わる
長い作業で会話を要約する回数を減らし、資料や細かな条件を参照しながら進めやすくする

Points

おさえるところ

  • 発表ポストは「We have increased default context length for GPT-6.1 Sol to 500k when used through Codex & Work」。CodexとWorkで使うGPT-6.1 Solの、標準のコンテキスト長を50万に増やしたという意味。デフォルトは、自分で変更しなければ使われる標準設定
  • 元の27.2万から、22.8万トークン増えた。22.8万÷27.2万で約83.8%。発表は「約80%増」と丸めている。約1.84倍になったのは参照できる情報の枠で、AIの知能、回答の正しさ、仕事の速さではない。発表に、そのような比較測定は載っていない
  • コンテキストは、AIが今の回答や作業のために参照する情報。コンテキスト長は、その情報を入れられる枠の大きさ。作業机の広さにたとえられる。依頼、会話の履歴、読み込んだ資料、道具が返した結果などが関わるため、50万全部を新しい文章だけに使えるとは限らない
  • 発表者は、コンパクション(長くなった作業履歴をまとめて、続きを進める処理)の発生を減らすことに役立つと説明している。ただし「回数を減らす」は「今後は一度も起きない」という意味ではない。50万の枠も有限なので、長く続ければ整理が必要になることがある
  • 50万はトークン数。50万文字でも、50万回使えるという意味でもない。トークンは文字数と一対一では対応せず、日本語、英語、プログラムの記号で数え方が変わる。この記事では、ページ数や原稿用紙の枚数に換算しない。大きな枠は、会話をまたいで永久に覚える機能の追加でもない
  • 発表ポストは最大を100万トークンと説明している。一方、APIのモデル仕様はコンテキスト枠を105万と掲載している。これは50万の標準が間違いだという根拠にはならない。「モデルの上限」「製品の標準」「自分で選んだ設定」を一つの数字にまとめない
  • 2026年10月13日時点で、発表の対象はCodexとWorkで使うGPT-6.1 Sol。自分が対象かは、プラン名だけで判断せず、利用中のモデル一覧で確認する。組織の管理設定やクライアントによって、選べるモデルが異なる場合がある。無料プランでSolの50万枠を使えるかは、主発表だけでは断定しない
  • 発表者は、サブスクリプションの利用枠を使うときは、長いコンテキストの割増料金を課さないと追記している。ただし、利用量を消費しない、利用上限がなくなるという意味ではない。購入したクレジットやAPIの利用まで、同じ条件とは決めつけられない。枠が約84%増えても、毎回の料金が約84%増えるわけではない
  • 発表者は、必要なら標準より大きくも小さくも上書きできると説明している。使うときは、CodexまたはWorkでGPT-6.1 Solを確認し、目的と資料を渡し、途中で確定事項を整理してもらう。枠が広くても、数字や変更は成果物で確かめる。筆者は50万トークンの実機比較をしていない。発表ポスト、料金の追記、公式ドキュメントを確認して書いている

Unknown

まだわかっていないこと

  • すべてのアカウントやクライアントで、いつから同じ標準が反映されるか
  • すでに続けている会話へ、どのタイミングで変更が反映されるか
  • 自動で履歴をまとめる回数が、どの仕事で何%減ったか
  • 品質、作業時間、使用量が、同じ条件でどの程度変わるか
  • 無料プランで、Solの50万枠を利用できる具体的な範囲
  • 今後、標準をさらに増やす時期と、そのときの数字

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