どんな話?
api というフォルダにファイルを1つ置くだけで動く「裏側の処理」(Vercel Functions)の回。api/hello.mjs を置き、本番の短いURLの後ろに /api/hello を付けて開き、Observability で呼ばれた回数と動いた時間を見ます。CPU は動いた時間だけ、メモリは待ち時間も数える。無料の枠を超えたら、止まる。/api/〜 のURLは誰でも呼べます。手順は公式ドキュメントに沿っています。
この記事でわかること
- STEPは3つ。GitHub の保管庫に api/hello.mjs を置く・本番の短いURLの後ろに /api/hello を付けて開く・Observability で呼ばれた回数と動いた時間を見る(月の合計は Usage)
- フレームワークを使わないプロジェクトは、ファイル名の最後を .js ではなく .mjs にする(または package.json に "type": "module" を書く)。Vercel が裏側の処理として扱うのは、api フォルダの中のファイル
- Active CPU は、コードが実際に動いていた時間だけを数える。処理に100ミリ秒、データベースの返事待ちに400ミリ秒なら、数えるのは100ミリ秒だけ。メモリ(Provisioned Memory)のほうは、待っているあいだも数える
- 無料プランのメモリは2GBで決まっていて、360 GB時は月に約180時間ぶん。1回の処理の上限は300秒で、超えると 504 のエラーになる
- 無料プランで枠を超えると、課金ではなく止まる方向に倒れる。本番のデプロイごと止まって、ページも 503 になることがある。多くの場合、また使えるようになるのは30日後
- 裏側の処理は、何も設定しなければアメリカ東海岸のワシントンD.C.(iad1)で動く。無料プランで選べるのは1か所だけ。裏側の処理は、データの近くに置く
こんな人に
- 第5話を読んで、「鍵を使う裏側」を実際に置いてみたい人
- 「サーバー」「API」という言葉で手が止まった人
- 無料でどこまで動かせるのか、先に知っておきたい人
この話のTIPS
- 注意無料プランで枠を超えると、課金ではなく止まる方向に倒れます。止まるのは裏側の処理だけとは限らず、本番のデプロイごと止まって、ページも 503 になることがあります。多くの場合、また使えるようになるのは30日後です。
- コツ裏側の処理は、何も設定しなければアメリカの東海岸で動きます。無料プランで選べる場所は1つだけです。日本から呼ぶと、そのぶん少し遠回りになります。
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